洋風の前庭と植栽

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給水と排水

排水については和風の庭でも 書きましたが、洋風の庭の場合は、さらに大切になります。
それと言うのも、和風の庭が植物を普通は、自然の形に地植えにするうえに、もともと日本の環境に馴染んでいる物が主ですから、一度根付いてしまえば、さほど手間がかからないのに対して。
洋風の庭の場合、花壇やプランター、鉢花などを配置する事も多い為に散水の機会が多くなります。
さらに、地面を舗装したりレンガを敷きつめたりした場合は、自然に染み込む事が有りません。
その為、デザイン段階で、どのように給水し(何処に蛇口を付けるか等)何処へどのように流し、最終的にどうするかを考えておかないといけません。
最近の分譲地のように、丘陵池など傾斜の激しいところでは、なおさら排水には気をつけなければなりません。
勾配があるために排水はできるものの、低い地域の住宅に被害を及ぼしかねません。
周囲の状況もよく踏まえておかないと、庭を造った為近所と、トラブルが起きかねません。


植栽について

前に書いたように、洋風の庭の美しさは、管理された人工美です。
それは、本来自然の物のはずの木々にもおよびます。
和風の庭の剪定が美しい自然な感じの枝ぶりだとすれば、洋風の庭では、刈り込みにより、木々にも人工的な直線や曲線を求めます。
極端な例は、遊園地などで、キャラクターや動物の形に刈り込んだ物が有り、これらはトピアリーと呼ばれます。
この為、植栽にあたっては、はじめから刈り込みに耐える物を選び一種類で統一する事が多くなります。
代表的なものとしては、カイズカイブキなどで統一して、根元にツツジを植えるなどです。
また、花壇を配置する事も珍しくありませんが、その場合事前に年間を通して、美しく保つ為に、どのような種類の草花をどのようなローテイションで、配置するかを決めてイメージしながらデザインする事が大切です。
さもないと、一年の内で美しい期間が一時だけと言う庭になってしまいます。