和風の前庭・アプローチ

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和風のアプローチ作り

門から玄関までをどう導くか、これが前庭最大のポイントです。
すぐ思いつくのが石を敷きつめた形の延ベ搬とか、飛び石といわれるものでしょう。
いずれにしても、門から玄関まで、このようなさまざまな材料で園路をつくらなければなりませんがその際のコツは歩きやすさです。

前庭は見ばえのよさも大切ですが、それよりもまず実用性を優先させなければなりません。
一本の平坦なルートでも、一つずつ据えた石の上をたどるというルートでも、要は楽に通行できればよいのです。
園路の材料となるものも、この基本方針のもとで決定します。
たとえば、飛び石でも足がのりにくいものは使いません。
中央が凹んでいてすぐに水がたまる石も除かれましょう。
平たい石を敷きつめた園路にしても、石と石の間の、いわゆる目地の部分が広すぎて、
その間に足が入ってしまうようなのは失格となります。

園路は、和風なら飛び石、あるいは延べ段に限るといったことはありません。
それよりも歩きやすければ、それが最上なのです。
普段計画段階でつい忘れがちなのが、雨の日の事です。
玄関前であまり足元をよごしたくないのは人情でしょう。
ところが排水のよくない前庭は、雨が降ると水がたまったり、ときには逆流したりしていやな思いをさせられます。
最初から雨水をどこへ流すか決めておけばこんなことはありません。
ごく一般的には、玄関から表の道路の方向へ地面を下げ、外の側溝などへ水を流すようにします。
あるいは逆に道路側がどうしても高いいときは、やむを得ず建物寄りに水を集めてここに排水桝をつくってまとめてしまいます。
このような作業をしておけば、前庭が大洪水ということもなくなるでしょう。
ただし排水桝を設けるとなりますと、これも最初から計算しておかなければなりません。
ただし建物周囲には桝が入るはずなので、これを利用するのであれば、問題はありません。