宿根草花をふやしたい場合、そのまま植えたままでも勝手に増えていくものも有りますが、積極的に増やす為には、たねにより増やすか、たねが取れなかったり、発芽がむずかしいものは、株分けにより増やします。
実生によってふやす
普通、宿根草はたねをまいてふやすことはしませんが、たねがとれるものは、春または秋にまいてふやす事ができます。
しかし、温帯地方原産の宿根草花には、種を冬の寒さにあわせないと発芽しないものが多いということを忘れてはなりません。
日本や北ヨーロッバ原産の宿根草は、たねを入手したらすぐにまくというのではなく、その草花が春まきか秋まきか、たねの越冬が必要かどうかなどをよく調べてからまくようにしましよう。
そうしないと、発芽に失敗することがよくあるからです。また、熱帯原産の宿根草は、発芽にも生育にも、二五度Cくらいの高い湿度が必要な事も、覚えておきましょう。
株分けとさし芽でふやす
キクやハナショウブなどで、親植物とまったく同じものをふやしたい場合、または、テランセラのようにたねのできない植物をふやす場合には、株分けやさし芽をします。
改良された園芸種では、実生による変異が起こらないように、株分けでふやしていますが、ときとして、芽変わり、枝変わりなどの突然変異現象が起こることがありますから、見のがさないようにしましょう