デンドロビウム2

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デンドロビウムの中で、

日本でいちばん多く育てられているノビル系は、20〜50Cmの高さの茎に、葉が互生します。
春から夏にかけて茎の根元から出た芽が大きく伸びて秋に充実し、冬から春にかけて、伸びた茎の葉が落ち、そのあとに花芽が現れて開花します。
今年伸びた茎の葉の間に、開花するものもあります。花色はピンク系がもっとも多く、白色や黄色もあり、たいへんはなやかです。普通は、一本の茎に、5〜8Cmの花を10〜20輪つけます。


育て方

病虫害

冬から春に、葉に点々と黒茶色のさび病状の斑点がでることがあるほかは、あまり病気にかかりません。
月1回、ボルドー液かダイセン系の農薬をかければ防げます。
春先にはワタカイカラムシが発生することがありますから、早いうちにこすり取ってやり、数日後、カルホス乳剤をまきます。

植えつけ

普通は水苔だけで植え込まれています。
鉢は素焼きのものがよく、硬い瀬戸鉢だと、うっかりすると冬の問水が乾かなくて、根腐れを起こす原因にもなるので、避けたほうが安全です。
植えかえの適期は春で10℃以上の温度が保てる所があれば、2〜3月に終わらせると、あとの生長がとてもらくにできます。
春以外の季節に根をいじると、株の勢いを衰えさせるので避けます。

ふやし方

実生は、開花までに4〜5年はかかるし、交配した親株よりすぐれた色や形の花が出る率は10%前後と低いので、株分け、高芽どり、茎伏せの三つの方法によってふやすべきでしょう。

株分け

大きく育った株を鉢から抜いて、これを2〜3株に分ける方法です。
バルブが、10本以上のときに行います。
まず、古い果物ナイフか竹ベラで、鉢の内側にぎっしり張っている根をはずして、鉢から株を抜き、次に古い植え込み材料をはずします。
根が込んでいるので、半分以上の根は傷んだり切れたりしますが、これは気にかけなくてよいのです。
完全にほぐれたら、2〜3バルブを1グループに株分けし、10〜15Cm鉢に植えつけます。
植え込むときの深さや土の硬さは、抜き取る前の状態をよく見ておいて、それに準じて行います。
株分け後は、半日陰の場所に置書、鉢内への水やりは2〜3日に一度くらいにして、少し乾かし気味にします。
葉や茎には、1日1回は霧をかけます。
こうすれば株は衰えず、一ヶ月前後で新根ができます。
鉢内にたえず水をやり、いつも湿らせておくと発根は遅れます。

高芽どり

古茎の上のほうに、突然葉芽が出ることがあります。
ハサミで切って6Cm鉢に植えます。
この方法では、咲くまでに足かけ3年はかかります。


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