蘭(らん)の育て方3


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ランの植え替え

株が育ち、現在の鉢では小さすぎるようならひと回り大きな鉢に植え替えをします。
また、植え込み材料が古く傷んできた場合にも、新しい材料に植え替えてやる必要があります。
さもないと株の生育が悪く、やがては根傷みの原因ともなります。
植え込み材料の耐用期間は、水分の多少などこよりまちまちです。
毎年必ず替えなければいけないというものではあつませんが水苔、バークなどは軽石や小石に比べ有機質を含みますので一当然傷みやすく、あまり放っておくと腐りだしてしまいます。
水苔では、よく手入れをしていても、一年おきくらいに新しく替える必要があります。
指を入れてみて、弾力がまったくなくズブズブと入ってしまうようでは、かなつ傷んでいるといえましよう。
バークでは二年に一回、発酵バークでは、毎年替えたほうがよいでしょう。
小石、軽石は、それ自体が傷むということはありません。
植え替えの時期は、花が終わり、新芽が育ち始めたころが適当です。
ただ、植え替えをした株は保温が大事ですので、冬期の場合、十分な温度が確保できないようなら、春まで待ったほうがよいでしょう。
鉢につめた水苔の固さは、人により、耳たぶの固さとか足のももの固さなどいろいろにいいますが最初は固めのほうが無難でしょう。
初心者が植え替えたものを見ると、だいたいやわらかすぎることが多いようです。


ランのふやし方

一般には種子でふやすのは無理で、株分けによって行いますが方法は複茎種と単茎種によって違います。
複茎種は、シンビジウム、デンドロビウム、カトレアなどほとんどの品種がそうで、生長するとバルブのつけ根からほふく茎(リゾーム)という茎が横に伸び、そこから新芽が出て育ち始めます。
この部分が鉢からはみ出るほどになるので、切り離して新しい鉢に植えてやるわけです。
あまり小さく分けても後が育ちませんので、3バルブくらいつけるのが普通です。
時期は植え替えと同様ですので、いっしょにするのがよいでしょう。
バンダ、ファレノプシスなどの単茎種は、茎が一本しかなく上に伸びるだけで、横に伸びるほふく茎はありません。したがって、複茎種のような株分けができませんので、二の場合は茎の途中から小苗が出てくるのを待つことになつます。
小苗の根が5〜6p程度に伸びたら親株からハサミで切っ離し、新しい鉢に植えます。


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